あなたのお宅、防犯できていますか?
ここ数年で住宅強盗のニュースはとても多くなりました。
若者が指示役に煽られ事件を起こしてしまう闇バイトは記憶に新しいと思います。
このような事件を
「うちは大丈夫」「まさか狙われるわけない」
などと考えてはいけません。
どんなことが起きても自分や家族の身を守れるように、対策することが大切です。
防犯グッズを準備するのも一つの手段ですが、実はリフォームで防犯も可能なんです!
住まいの防犯
令和5年の住宅への侵入窃盗の認知件数は全国で1万5千件以上にのぼります。
令和4年から10%以上増加しているそうです。
1日あたり約45件の住宅侵入窃盗が起きていることになります。
強盗の侵入経路は半数が窓、そして2割ほどが玄関となっています。
窓や玄関の近くで長い間不審な動きをしていたら誰かに見つかるかもしれませんよね。
時間がかかるほどにその可能性は高くなっていきます。
家に侵入するまで5分かかると約7割が侵入を諦め、10分かかるとほとんどの犯人が断念するといいます。
しかし、何の対策もされていない住宅であれば、窓を割って侵入するのにはものの10秒ほどしか掛からず、ドアも1分ほどでこじ開けられてしまうのだそうです。
つまり侵入をさせないためには、窓や玄関に対策を施し、時間をかけさせる。
この家はダメだ、とあきらめさせることがポイントになってきます。
主な防犯対策
侵入者の半数以上が狙う窓ですが、以下のような方法があります。
■強化ガラスに付け替える→割れにくくなる。割れてもガラスが飛びづらくなる。

■内窓を取り付ける→ガラスが1枚増えるので単純に時間をかけさせられる

そのほかにも断熱効果や湿気など実用的なメリットがたくさんあります。
内窓についてはスナガのyoutubeでも紹介していますので見てみてくださいね。
社員が撮影から編集まで頑張るyoutubeチャンネル!▶https://www.youtube.com/@sunaga_official
■雨戸やシャッターをつける→侵入が難しい家であると印象を持たせることが出来る。もちろん防犯としても優れている。

■頑丈な鍵へ変更する→解除や破壊に時間をかけさせることができ侵入の足かせになる。

一方、玄関からの侵入で最も多いのは鍵のかけ忘れですが、
鍵をかけていても古いものや劣化しているものは割られて鍵を開けられることもあります。
日常で出入りには問題がない玄関ドアであっても、数十年経過しているドアは防犯性の観点では十分といえず、鍵の構造や耐久性などに不安があります。
古いドアの場合は最新の侵入強盗犯の手口への対策がなされた玄関ドアに交換することを検討してもよいかもしれません。
ピッキングに強い構造のシリンダー、工具でのこじ開けにも強い材質、防犯ガラス入りのドア、サムターン回しができないように取り外し可能なサムターンなど高い防犯性能を誇るいろいろなタイプの玄関ドアが発売されています。
これを機に、ご自宅の窓やドアを一度確認してみてはいかがでしょうか。
それではまた次回!